人気の電子辞書の選び方!CASIOのEX-wordとSHARPのBrainを徹底比較

COLUMN

毎年春になると、特に社会人をターゲットにした英語学習教材の売れ行きが上がるといいます。新年度の異動で新たな部署、新たな仕事に就くにあたって勉強が必要になることもあるでしょうし、そんな周囲の雰囲気から「自分も何か始めなくちゃ」という焦りに近い衝動から、という人も多いようです。

そんなビジネスマンをはじめ、中高生などの現役世代にも注目されている学習ツールが、電子辞書です。

ひと昔前の電子辞書といえば、単に「国語」「漢和」「英和」などの辞書が電子化されただけだったのが、近年は言語学習に特化した学習用ツールとして大きく進化しています!
そんな学習用電子辞書における2大メーカーであるカシオとシャープの製品に注目します。使うシチュエーションや勉強の進行状況に合わせて、どのモデルを選ぶのがベストなのかを比較しようと思います。

基本は自分の世代のものを

まず、電子辞書選びで最も基本となるのは、自分の世代に合わせたモデルを選ぶことですね。
カシオ、シャープともに、「ビジネスマン/大学生向け」「高校生向け」「中学生向け」など、世代別のモデルがラインアップされています。

 

例えば、ビジネスモデルは収録辞書の種類や語彙数が多く、例文も高度です。さらにTOEIC対策の教材が収録されているなど、実践的なものが多く見受けられます。
対して、中・高生モデルは辞書の語彙数こそ少ないものの、その分だけ必要な単語を探しやすいというメリットがあります。さらに語学だけでなく、数学や理科、社会などの学習コンテンツも豊富に収録されています。
購入の際には収録辞書数などのスペックだけでなく、今の自分に必要なコンテンツが入っているかを見極めるのもポイントですね。

カシオとシャープ、どちらを選ぶ?

電子辞書を選ぶとなると、基本的にはカシオ「EX-word(エクスワード)」シリーズか、シャープ「Brain(ブレイン)」シリーズのどちらかを選ぶことになると思います。
しかしその両ブランドの違いは、ちょっとわかりにくいです。

それぞれのフラッグシップモデルであるカシオ「EX-word XD-Z20000」とシャープ「Brain PW-SB5」を比較してみます。

 

カシオ計算機「EX-word XD-Z20000」(左)と、シャープ「Brain PW-SB5」(右)

 

【液晶画面】文字がより読みやすいのは「Brain」

両社とも高輝度で見やすいタッチ液晶パネルを搭載していますが、文字の読みやすさや解像度の高さは、シャープの「Brain」です。
解像度は、「EX-word」の5.3型カラー液晶タッチパネルが528×320ドット、「Brain」の5.5型カラー液晶タッチパネルが854×480ドットで、「Brain」のほうが細かいです。

【電源】乾電池使用の「EX-word」は海外でも便利

次に、使っているといずれ気になってくるのがバッテリーの問題ですよね。
「EX-word」は単3形アルカリ電池2本、「Brain」は内蔵のリチウムイオン充電池を電源としています。
最近はモバイルバッテリーを持ち歩くケースも多いとは思いますが、やはりいざという時にも素早く補充が効く単3形電池使用の「EX-word」が便利でしょうか…。

【インターフェイス】カスタムできる「EX-word」と直感操作可能な「Brain」

さらに、トップ画面のインターフェイスも大きく異なります。
シンプルな画面にアイコンを配置し、コンテンツを18個まで自分で登録しておける「EX-word」に対し、トップ画面を辞書検索画面と英語学習画面の2画面に分けることで使いやすさを向上させた「Brain」。
カスタムすることで使いやすさが向上する「EX-word」に対し、最初から誰でも直感的に使いこなせる「Brain」という印象です。
とはいえ、こればかりは好みの問題もあるので、優劣はつけづらいところですね。

【音声】「Brain」の“ゆっくり再生”が便利

両モデルとも英語学習用のリスニングコンテンツが多く収録されているため、音声機能も実は重要なポイントになってきます。
「EX-word」は前部に「スリムリフレクションスピーカー」が搭載されており、本体を置いた机に音を反射させて聴こえるようになっているため、音が上面に拡散せず聴き取りやすいです。

一方、「Brain」には、音声の再生スピードをワンタッチで変更可能な音声キーがついています。英文が早口過ぎて聴き取れないな、と感じたら即座に“ゆっくり再生”に切り替えられるのはありがたいですね。

【検索】手書き入力検索

検索機能については両モデルともにかなり高速で、体感的な差はほとんどありません。ただ、液晶に直接書き込む手書き入力に関しては違いがあります。
「EX-word」は、手書き枠が5文字のマスに区切られており、1文字書き込むごとに自動で認識・検索がスタートされるシステムです。
「Brain」の手書き枠は、マスで区切られていない自由入力になっており、全文を書き込まない限り認識・検索が始まらないようになっています。

読みのわからない漢字を大きく書いて調べるには、「Brain」の自由入力が使いやすいですが、検索時の効率のよさは「EX-word」が勝利、というところでしょうか。

じっくりタイプは「EX-word」、いつでもどこでもタイプは「Brain」

単純に評価を分けるとしたら、紙のテキスト併用で、じっくりと勉強に臨む人には「EX-word」、忙しい中で飛び飛びにでも勉強したい人なら「Brain」、と言えます。
ホーム画面のカスタム性が高い「EX-word」は、使うほどに作業効率が上がるのが強みです。対して「Brain」の強みは、場所を選ばず使える360°オープンスタイルです。
まずは、自分の勉強スタイルを考えてどちらかのブランドを選びましょう!

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